夢の豪華客船 船内にうっとり 飛鳥U入港
update 2012/9/13 10:28
郵船クルーズ(東京)が運航する国内最大の豪華客船「飛鳥U」(5万142トン)が12日、函館港に寄港した。港町ふ頭(函館市港町2)では歓迎セレモニーが行われたほか、高倍率の公募で選ばれた市民らが豪華な船内設備を見学した。
飛鳥Uは本年度、函館に4回寄港する予定で、今回が3回目。11日に伏木港(富山県)を出港し、函館と青森を巡る3泊4日のショートクルーズの途中で、乗客約700人を乗せ、12日午前7時すぎに港町埠頭(ふとう)に接岸した。
岸壁では歓迎式典が開かれ、片岡格副市長が「観光名所や豊富な海産物など函館の魅力を十分に楽しんで」とあいさつ。七飯町産のリンゴのワインなどが贈られた増山正己船長は「入港のたびに温かい歓迎をありがとうございます」と述べた。
同日午後の船内見学会には50人の定員に対し、523人の希望者が殺到する人気ぶり。参加者はプールやカジノ、映画館など船内の豪華設備を見て回り、初めて乗船した七飯町の会社員村瀬直子さん(34)は「ホテルよりもきれいで感動した。宝くじでも当たったらいつか乗りたい」と話していた。
同船は同日午後10時ごろ、ブラスバンドの演奏やいか踊りの見送りを受け、次の目的地の青森港に向けて出港した。
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