童謡歌唱コン道大会 林さん最優秀で全国へ

update 2012/9/11 11:55


 道教育大附属函館小3年の林美羽(みう)さん(9)が、札幌で8月下旬に開かれた第27回全国童謡歌唱コンクール・道ブロック決勝大会の子ども部門で最優秀賞に輝いた。11月3日の全国大会(東京)出場が決まった林さんは「全国の人に笑顔と元気を届けられるように歌いたい」と意気込む。このほか、函館から2組が優秀賞を受けた。

 日本童謡協会など主催。小学生以下の子ども部門、中学生以上の大人部門、小学生以下と家族のファミリー部門があり、テープ審査を経て出場できる。

 子ども部門には7人が出場。函館の声楽家、島聖子さんの教室に今春から通う林さんは初出場し、種の成長を願う「たねまきちちんぷい」を伸び伸びと歌った。

 体も使って音感を身に付けるリトミックを2歳から学ぶなど音楽性豊かで、林さんは「とにかく楽しい気持ちで歌い切りたい」と全国に向けて張り切る。島さんは「力量を十分発揮してくれた。いろんな表現を持っている子。全国でも気負わず歌ってほしい」とエールを送る。

 同じく島さん門下の武藤妃音(ひなと)ちゃん(5)は、宏明さん(42)、祥子さん(32)父母とファミリー部門で優秀賞に。東日本大震災被災地の福島市から昨春引っ越し、故郷への思いを込めて「アイアイ」を披露した。祥子さんは「楽しんで歌えたことが結果につながった。家族らしい温かさは伝わったはず」、妃音ちゃんも「(優秀賞は)すごいうれしい」と喜んだ。

 さらに、函館の声楽家細谷悦子さんに教わる花田真一郎ちゃん(5)は、子ども部門で2年連続の優秀賞。ロングトーン(同じ高さの音を長く出すこと)が必要な「俵はごろごろ」を声量豊かに歌った。真一郎ちゃんは「(結果は)悔しい。来年も全国大会を目指して頑張る」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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