函高専 マレーシアの高校と姉妹校提携
update 2012/9/7 10:02
函館工業高等専門学校(高専、岩熊敏夫校長)は6日、マレーシア・ペナン州のチョン・リンハイスクール(チョア・ヤウ・チャウ校長)と姉妹校提携を結んだ。来年度スタートする国際化に対応した新学科体制を見据え、低学年からの国際理解教育を充実させる狙い。
同日、調印式を同校で開き、岩熊校長とチョア校長が協定書に署名し、握手を交わした。岩熊校長が「語学力だけでなく、文化や歴史、宗教、生活習慣の違いを理解し、国籍の異なる技術者が連携し問題解決に当たることができて初めてグローバル人材と呼べる。国際交流体験は低学年のうちから開始するのが望ましい」と強調。チョア校長も、函館高専が日本で初めての姉妹校となったことを喜んだ。
函館高専によると、協定に基づき来年1月6日から1週間の日程で、1〜3年生がペナンで短期研修を行う。国際交流協定は海外の3大学と結んでいるが、いずれも4年生以上が対象のため、低学年(1〜3年生)の国際性を育成する機会が少なかった。
チョン・リンハイスクールは、同国政財界をリードする人材を輩出。日本の高校に当たる1〜3年生のほか、2年間の大学進学コースがある。男子校で学生数は約2700人。
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