祝祭・国際モーツァルト函館公演「レクイエム」熱唱
update 2012/9/5 10:26
モーツァルトの音楽や講演を楽しむ「祝祭・国際モーツァルトin北海道2012」函館公演が4日、市芸術ホール(五稜郭町)で開かれた。大曲「レクイエム」や優雅なピアノ作品が演奏され、約470人の来場者を魅了した。
北海道モーツァルト協会(塚田康弘理事長)主催。「レクイエム」はモーツァルト最後の作品で、道教育大岩見沢校の二橋潤一教授が今回のために女声2部合唱用に編曲。函館アマデウス合唱団28人が年明けから練習してきた。
同合唱団は函館の作曲家佐々木茂さんの指揮で息の合ったハーモニーを披露。ソリストを務めた函館の声楽家佐藤朋子さん、関口美香さんの朗々とした歌声も大勢を魅了した。毎回ゲストで訪れているモーツァルト研究の第一人者、海老澤敏さんはこの大曲について「彼の死生観がにじみ出ている傑作」と紹介した。
また、ギリシャのピアニスト、アレクシア・ムーザさんが函館のピアニスト畑中一映さん、類家なつきさんとそれぞれピアノで共演した。
提供 - 函館新聞社
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