残暑の中 作業に汗…長ネギ収穫・出荷本格化

update 2012/9/4 10:27


 道南の主力野菜品目の一つ、露地長ネギの収穫と出荷作業が、北斗市や七飯町を中心に本格化している。

 1・2ヘクタールで作る七飯町大川の輪島正一(まさいち)さん(54)方では、8月の盆過ぎから収穫と出荷を始めた。朝涼しいうちに機械で掘り取り、畑で根を切った後、自宅近くの倉庫へ。パートも含め計6人で余分な葉を手で落とし、機械で圧縮空気を吹き付けて皮をむき、規格に応じて結束して箱詰め。1箱15束入り、現在は1日当たり140〜150箱をJA予冷庫(峠下)へ出荷する。

 妻房子さん(48)は「毎日暑いので、作業が大変です」、正一さんは「出荷は順調だが、雨不足で肥大が遅れている。早く涼しくなって鍋物需要が動き出してほしい」と話す。作業は10月いっぱい続く。

 JA新はこだて(畠山良一組合長)によると、今年の管内の長ネギ作付面積は約200ヘクタールで全道一の規模を誇る。

提供 - 函館新聞社


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