キャッチフレーズ刷新 「まっすぐ函館!」
update 2012/9/4 10:26
2015年度の北海道新幹線開業に向け、函館市の新たな観光客誘致キャンペーンのキャッチフレーズが「まっすぐ!函館」に決まった。賛否が分かれた10〜11年度の「いか。ないと。函館」を改め、新幹線で近くなる函館を分かりやすく売り込もうと、今回は直球¥泄奄ノ出た。
キャッチフレーズの刷新は2年ぶりで、前回は東北新幹線の全線開業に合わせ、10年秋に策定。だが、市内外の観光関係者から「古典的な語呂合わせでお金の無駄」「ブランドイメージを陳腐化させる」との批判も出ていた。
今回は、市内外の広告代理店や旅行会社など計6社から応募があり、市内の観光関係者や学識経験者らによる審査でアサツーディ・ケイ北海道支社(札幌)の作品が「見た人に訴える力が強い」(市ブランド推進課)として選ばれた。
「近くなる。好きになる。」との副題で、開業による距離感の短縮を強調。ポスターにはフランスの観光ガイド「ミシュラン・グリーンガイド」で三つ星に輝いた函館山からの夜景を全面にあしらい、函館朝市の店主や旅館の女将など市民の顔写真も配した。
市は北関東や南東北をターゲットに、ポスターを大小約1800枚制作し、8月からJR宇都宮・高崎線の車内や京浜急行の羽田空港ターミナル駅などにも掲示。9月からは都内や仙台・盛岡などで開かれる各種イベントでPRを本格化させる。
市によると、ポスターの制作、掲示料などは約270万円。市ブランド推進課は「市外の人によりイメージが伝わりやすい写真と言葉で秋冬の観光客のてこ入れにつなげ、近くなる函館をアピールしたい」としている。
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