ソバ畑で松前神楽
update 2012/9/3 10:39
【福島】一面を白く染める満開のソバの花とともに、松前神楽が楽しめる「千軒そばの花観賞会」(千軒そば生産会主催)が2日、同地区の畑で開かれた。広大な土地に可憐なソバの花が咲き誇る畑では、町松前神楽保存会のメンバーが優雅な伝統の舞を披露。多くの来場者を魅了した。
町の特産物「千軒そば」の開花時期に合わせて毎年開かれ、今回で11回目。保存会のメンバーらは、約3・5fの畑の中央で、馬術の法を表したリズムカルな舞「荒馬舞」、弓矢を持ち四方の悪魔を退散させる「神遊舞」など5座を奏上した。。
特に来場者の目を引いたのは、保存会だけで伝承される「八乙女舞」で、巫女(みこ)姿の女子中学生2人が扇を手に美しい舞を披露すると「ようそろう」との掛け声が飛んだ。
ジャガイモ掘り体験やソバなどの飲食コーナーもにぎわった。町内の女性(67)は「美しい風景は地元の誇り」と話していた。
9月下旬ごろに収穫、10月下旬には香り豊かな新そばが店頭に並ぶ予定だ。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。