縄文の魅力広げよう サポーター育成スタート
update 2012/9/2 10:15
【森】縄文文化の魅力を地域に広めるための「縄文サポーター育成プログラム」(渡島総合振興局主催)が1日から始まった。初日は森町内で基礎知識を学ぶとともに、鷲ノ木遺跡を見学して理解を深めた。
「北海道・北東北の縄文遺跡群」の2015年度の世界遺産登録を目指す動きに合わせ、縄文に親しむすそ野を広げようと昨年度から実施。本年度は15人が参加した。
初日は道生活環境部縄文世界遺産推進室の長沼孝さんが基礎知識について講話。縄文期にエゾシカなど動きの速い動物が現れ、小型のもりを使って狩猟したことを示し、土器に関し「世界各地の土器文化よりもバリエーションが豊富で、単なる機能を超えた芸術性が特徴」と解説した。また道の世界遺産登録への取り組みも紹介し、後押しを呼び掛けた。
午後には鷲ノ木遺跡を訪れ、道内最大の環状列石を見学した。今後は函館市の縄文文化交流センターの見学や、土器づくりなどを行う予定で、同振興局は「ボランティアガイドの育成や、イベント開催時のスタッフ参加につなげたい」としている。
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