シカ肉解体 間近で学ぶ 函短大付設調理製菓専門学校で特別授業
update 2012/9/1 10:07
函館短期大学付設調理製菓専門学校で31日、シカ肉の解体特別授業が行われた。学生たちは目の前でロースやモモなどの部位に切り分けられていく様子に見入っていた。
授業は北の国ファーム(函館市米原町)の渋田喜徳さん、北海道産ファーム(同市亀田本町)の渋田孝さんらの協力を得て実施。職人の鮮やかな包丁さばきを興味深く見つめながら、シンタマやランプなど各部位の特徴について学んだ。
解体後は渋田孝さんが精肉になるまでの流れを説明。「血抜きと温度管理が大事。血抜きに失敗すると獣独特の匂いが残る」と伝えた。
切り分けた肉はソテーをして、全員で試食。同校の吉田徹教頭が「シカ肉は赤ワインや梅酒など少し酸味のあるソースと合う」と話し、ゴマソースや韓国風のタレなど6種類を紹介した。学生たちはそれぞれのソースをかけながら、シカ肉のおいしさを堪能した。
提供 - 函館新聞社
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