江差フェニックス野球少年団 結成40周年「今年こそ優勝」
update 2012/8/30 10:17
【江差】江差フェニックス野球少年団結成40周年記念大会兼第23回朝日新聞旗争奪少年軟式野球大会が1、2の両日、町内で開かれる。同少年団父母会の主催で、団員は「今年こそ優勝したい。いつも応援してくれる家族や地域の人と勝利の喜びを分かち合いたい」と張り切っている。
同少年団は1972年の結成以来300人以上の団員を輩出し、出崎雄司監督(46)を含め5人のOBが甲子園出場を果たしている。現在部員は21人で、互いを思いやり「一球懸命」を合言葉に協調性と結束を重んじる。
今季は、ホクレン旗争奪北海道少年軟式野球選手権大会桧山大会で3年ぶりに優勝。夏休みの全道大会で初陣を白星で飾ったほか、新人戦でも準優勝と勢いづいている。
チームは昨夏、岩手県山田町の子どもらを招いて交流大会を実施した。「被災地の様子を知り、野球ができる幸せをかみしめて練習に臨むことで集中力が高まった」(関係者)と振り返る。
記念大会には近郊の14チームが出場予定で、「フェニックスは自チームの冠大会で優勝したことがないので、今年こそはいい結果をお願いしたい。全チームがいいコンディションで試合できるように運営も頑張りたい」と父母らの期待も高まるばかりだ。
主将の辻樹君(12)は「夏休み中にたくさん練習したのでチーム状況は最高。全員野球で初優勝を狙いたい」。出崎雄司監督(46)は「あいさつや礼儀、対戦相手への敬意など野球を通じて学ぶことは多い。記念大会は全力を尽くしてほしい」としている。
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