パワハラなくそう、函館商工会議所女性会など研修会
update 2012/8/29 10:23
函館商工会議所女性会(内山幸恵会長)と函館法人会女性部会(平野美智子部会長)は28日、市内のホテルで人権擁護研修会を開いた。講師に函館地方法務局の戸田正英人権擁護課長を招いて、近年、社会問題化している職場のセクハラやパワハラについて理解を深めた。
この日は主催団体の会員のほか、函館青色申告会女性部や函館地区納税貯蓄総合連合会女性部などの経営に携わる女性約70人が参加した。
講演で戸田さんは「企業と人権の関係」から説明。「セクハラやパワハラがない職場は、社員の働く意欲が増大し、企業全体の価値上昇にもつながる」とした。
それぞれの特徴や具体例などを解説。「相手が嫌がる性的な言動や振る舞いはすべてセクハラ。現在は男性も被害者になる可能性もある」と述べた。
また、パワハラについては「仕事ができる人ほど起こしやすい。人権侵害であり、企業の社会的なイメージも低下する」とした。防止策として「職場でどこからがパワハラになるかの線引き、ルールづくりをして、全員で共通認識を持つことが重要だ」とした。
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