「昆布館」来館1000万人突破
update 2012/8/26 11:19
【七飯】コンブの歴史や生態が学べる「北海道昆布館」(町峠下)の来館者が25日午前、1000万人を突破し、達成セレモニーが行われた。1993年5月の開館以来20年目での到達。観光客らに長年親しまれる道南の名所の節目を祝った。
同館はコンブの加工販売のヤマトタカハシ(福井県敦賀市、高橋一夫社長)が運営する展示販売施設。同社の工場に隣接し、入場無料でコンブを学べる直径16bのドーム型シアターや博物館を備えるほか、ここだけの限定商品が並ぶコンブ製品の販売や試食も人気だ。
1000万人目となったのは、神奈川県海老名市から家族4人で来館した寺田駿ちゃん(4)。函館から八雲に向かう途中に立ち寄り、4人で記念のくす玉を割った後、同社の北村裕会長から3万円分の商品券や花束が贈られた。
昆布館への来館は4回目という駿ちゃんの母洋子さん(39)は「北海道やコンブが好きで、函館に来れば毎回のように来ている。突然のことでびっくりしましたが、いい記念になりました」と笑顔だった。
北村会長は「20年で日本の人口の1割近くが訪れてくれる施設に育ち、感慨深い。観光客や地元の方に支えられた感謝の気持ちでいっぱい」と話す。近隣の北海道新幹線新函館駅(仮称)開業を見据え、同社は早ければ来年度にもドームを大幅改装し、プラネタリウムにすることも検討しているという。
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