恒久平和 木に願い 市内2中学校で植樹
update 2012/8/24 10:33
函館市の核兵器廃絶平和都市推進事業の一環として、恒久平和を祈念する「平和の木」の植樹が23日、市内2校の中学校で行われた。
今年は4校で行い、同日は赤川中と恵山中で実施。このうち赤川中では、生徒会役員や7〜10日に長崎市に派遣された平和大使の生徒など5人が参加した。
木は高さ70センチほどのオンコの苗木1本を用意。穴を掘った校門脇の花壇に苗木を埋め、5人でスコップを持ち平和への思いを込めながら植えた。
このほか被爆体験者による講演会も行われ、広島平和文化センターの北川建次さん(77)が戦争の悲惨さを伝えた。
生徒会長の村上美来さん(3年)は「原爆は社会の授業で習っていたが、生の話を聞いて悲惨さがよく分かった。私たちは平和のために何ができるかを考えながら、精いっぱい生きていきたい」と話していた。
24日は深堀中と旭岡中で行われる予定。
提供 - 函館新聞社
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