音楽キャンプ最終日 一流奏者の演奏で観客魅了
update 2012/8/22 10:17
国内外で活躍する一流演奏家の指導で室内楽などを学ぶ「イカール国際ミュージックキャンプ2012inHAKODATE」の最終日を飾るガラコンサートが21日、函館市芸術ホール(五稜郭町)で開かれた。演奏家ら27人が熱演。数々の妙技を繰り拡げ、大勢の来場者を楽しませた。
函館国際室内楽アカデミー(岡田照幸代表)が昨年に続き開催。14〜20日、道内外の小学生から一般まで計70人が上田晴子さん(ピアノ)や植田克己さん(同)ら演奏家のレッスンを受講。同コンサートは講師10人のほか、函館の若手奏者と、受講生を代表し札幌や名古屋から来ていた3人も特別出演した。
前半はピアノ四重奏やチェンバロデュオなど。上田さんらは繊細で力強い四重奏を披露。植田さんらの四重奏も優雅な音色にあふれていた。組曲「動物の謝肉祭」などの後半は管弦打楽器を加えた10人ほどの編成でアンサンブルの魅力を伝えた。
この日午前、岡田さんや講師計7人が市役所を表敬訪問。対談した工藤寿樹市長は「音楽キャンプは素晴らしい試み。将来を担う音楽家が函館から誕生するよう今後も頑張ってほしい」と激励していた。
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