道央道森―大沼公園IC 工事順調 11月に開通

update 2012/8/22 10:17


 【森】ネクスコ東日本北海道支社(札幌市)は21日、11月10日に開通する道央自動車道(道央道)の森インターチェンジ(IC、森川町)―大沼公園IC(赤井川)間9.7キロの工事現場を報道陣に公開した。

 同支社によると、進ちょく状況は7月末現在で81%で、舗装工事や料金所建築工事が行われている。冬期間も一部構造物工事を継続し、春以降は好天に恵まれたことから、開通に向け順調に進んでいる。

 本線は、森ICからババ沼川橋付近まで5・8`が暫定2車線、大沼公園ICまでの3.9キロが完成4車線区間。道央圏との交流促進にもつながるほか、災害時の国道5号の代替路としての機能や、救急搬送の迅速化などが期待される。

 一部対面通行区間の1.6キロに、今年2月に開発された新型のワイヤロープ式防護柵が全国の道路で初めて採用される。舗装材料には八雲IC以南の既存区間と同様、ホタテ貝殻粉末を使用し、今回、舗装の2層目となる基層工の一部にも試験採用する。

 函館工事事務所の渡辺将之所長(52)は「ラムサール条約に登録された大沼まで延伸し、函館市の中心部までも40分と近く、観光振興にも期待ができる。11月の開通に向け、工事を安全に進めたい」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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