全日空函館―羽田 12月まで増便延長
update 2012/8/22 10:16
全日空(ANA)は21日、冬季ダイヤ(10月28日〜2013年3月30日)を発表した。今年上期に1往復増便し、1日5往復している函館―東京(羽田)便を12月12日まで延長するほか、函館―大阪(関西)便の函館発を午前の出発に変更し、利便性向上を図る。同社函館支店では「搭乗率のアップにつなげていきたい」としている。
函館―羽田便は、北海道国際航空(エア・ドゥ)との共同運航と合わせ、上期(3月25日〜10月27日)は1日5往復している。下期は例年1日4往復としているが、今年は5往復体制を12月12日まで延長する。
函館便の利用好調を受けての措置で、函館市内で毎年12月に開かれているクリスマスファンタジーの観光客を見込んでいるほか、11月まで続く修学旅行の入り込みにも対応する。同社では「今年上期に大型化した機材を引き続き使用し、ニーズに応えたい」とする。
一方、函館―大阪便は例年通り、下期は1往復に減らす。ただ、ダイヤを大幅に変更。昨年下期は函館発の時間が午後4時10分発(午後6時15分着)だったが、午前10時5分発(午後零時15分着)にし、大阪到着後の滞在に便利な時間帯とした。また、関西空港発は午後2時発(同3時35分着)から、午前8時発(同9時35分着)とした。
そのほか、函館―名古屋(中部)便も例年通り、毎日1往復する。函館―札幌(千歳)便は現行ダイヤ通り、1日2往復する。今回のダイヤ改正で函館空港発着の同社の座席数は、昨年下期に比べ全体で9%増加する。
函館市港湾空港部は「函館観光にとって冬場の観光客の入り込みに大きなプラス要素となる。台湾の定期便就航と合わせ、今回の増便で震災前の水準に戻る足がかりとなれば」と歓迎している。
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