「ローマの道」でパレード
update 2012/8/20 11:02
【北斗】JR渡島当別駅からトラピスト修道院までの道をマーチングバンドが行進するイベントが19日、石別地区で初めて行われた。地域住民らが修道院に続く並木道を「ローマへの道」と名付けたことがきっかけで実現したパレードで、道警音楽隊などが力強い音色を響かせた。
修道院の歴史や同地区の景観の良さを知ってもらおうと、実行委が企画した。パレードは、道警音楽隊とカラーガード隊を先頭に、谷川小学校吹奏楽部、札幌のバトントワリングチーム「Baton team ONE」、函館大付属有斗高校のマーチングバンドが続いた。沿道には約1000人の観客が集まり、軽快な音色と華やかなドリル演技を楽しんだ。
途中、石別中学校前では「ローマへの道」と記された標柱の除幕式もあり、高谷寿峰市長らがテープカットすると、大きな拍手が沸き起こった。修道院前では詩人、三木露風が作詞した童謡「赤とんぼ」を演奏し、修道院に文学講師として勤務していたという縁も紹介された。
演奏を聞きに訪れた同地区の木村久恵さん(68)は「素晴らしい音楽で感激した」と笑顔を見せていた。また、同地区で毎年開かれている「ふれあいコンサート」も合わせて行われ、石別小学校や中学校の児童、生徒らが演奏や合唱を披露した。
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