熱帯植物園のサルにお中元
update 2012/8/20 11:02
函館市湯川町3の市熱帯植物園(坂井正治園長)は19日、果物をたっぷり詰めた氷を同園のサル山にプレゼントした。
暑さでぐったりしているサルに涼んでもらおうと初開催。午前11時、職員がバナナやミカンなど果物5種類を詰めた氷2個、スイカなどを筏(いかだ)に載せ、水風呂に浮かべた。
水風呂を囲み1匹ずつ慎重に筏を渡ろうとするサルたち。多くは水風呂を恐れ、苦手にしているが、器用なサルは筏にたどり着いて我先にと餌を奪い合った。やがて子分を従えた巨体の「ボスザル」が登場。警戒する多くのサルを追い払うと、氷を舐めながらカチカチの果物を一人占めした。
このほほ笑ましい光景に観客からは大歓声。佐々木拳斗ちゃん(4)を連れて見学した母親(33)は「餌よりも水風呂を怖がるサルの様子が面白かった」と笑顔。坂井園長(74)は「来年もぜひやりたい」と話していた。26日も行われる。
提供 - 函館新聞社
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