大神輿 石段一気に 函館八幡宮例大祭最終日
update 2012/8/16 11:24
函館八幡宮(中島敏幸宮司)の例大祭が14、15の両日に開かれた。最終日の15日は、函館市内の西部地区を練り歩く「神輿渡御(みこしとぎょ)」、本殿に続く134段の石段を、大神輿を担いで一気に駆け上がる「石段かけのぼり」が行われた。
神輿渡御は1986年に結成された神輿を担ぐ会「瑞垣(みずがき)会」(渡邉兼一会長)が中心となり、1年おきに行っている。今年は最高気温28度の暑さの中、約250人が交代で約1・5トンの大神輿を担いで約7キロを巡行。沿道に詰め掛けた地域住民や観光客から大きな声援を受けた。
大神輿は午後4時半ごろ、鳥居前に到着。同5時20分ごろに、御神馬に見立てたドサンコ馬が石段を駆け上がると、地元園児、剣道門下生らの子ども神輿が続いた。最後は大神輿が勇ましい掛け声とともに豪快に駆け上がり、観衆からは大きな拍手がわき上がった。函館市栄町の40代男性は「初めて見たが、あまりの迫力に圧倒された」と満足げ。瑞垣会の杉本茂さんは「若い担ぎ手も頑張ってくれたので良かった」と話していた。
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