イカール国際ミュージックキャンプ開幕
update 2012/8/15 12:13
一流演奏家がクラシックの公開レッスンを行う「イカール国際ミュージックキャンプ 2012」が14日、函館短大(高丘町52)を主会場に始まった。初日は24人が受講。講師8人からピアノや室内楽の手ほどきを受けた。
函館国際室内楽アカデミー(岡田照幸代表)の主催で、函館新聞社など後援。昨年に続き2回目で、ジュニア、一般両部門に70人が道内外から参加。20日までパリ国立高等音楽院室内楽科准教授の上田晴子さん(ピアノ)や東京音大教授のドミトリー・フェイギンさん(チェロ)らのレッスンを受けるほか、修了演奏会で短期間の成果も披露する。
ジュニア部門の初日は函館・近郊、札幌、青森から児童・生徒24人が受講。「曲のスケールを大きく想像して」「会場によく響くよう意識を」などの助言を受け、真剣に試演を繰り返した。また、アイリッシュホイッスルなど世界の笛の音色を楽しむ「音楽おもしろ教室」もあった。
2年連続で参加した函館北日吉小4年の中村一雄君(10)は室内楽のレッスンを受けた。「別の楽器と息を合わせたピアノ演奏は難しかったけど、30分でかなり上達した」と満足げだった。
同部門は15日まで、16〜20日は一般のレッスンで各日午前9時から。聴講料1000円。同教室は17日も午後1時半から開催。最終日の21日は午後6時半から市芸術ホールでガラコンサートも開かれる。
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