童謡歌唱コンクール道ブロック大会に島さんの教え子が出場へ 

update 2012/8/13 12:44


 函館の声楽家、島聖子さんの教え子ら4組が8月25日、札幌で開かれる第27回全国童謡歌唱コンクール(日本童謡協会主催)道ブロック決勝大会に出場する。島さんは「大舞台で実力を出し切ってほしい」と期待している。

 表現や歌唱力などを競う同コンクールには「こども」(小学生まで)「大人」(中学生以上)「ファミリー」の3部門があり、ブロック大会で最優秀賞を受ければ11月の全国グランプリ大会に出場できる。島さんは門下生に予選のテープ審査受験を薦め、こども部門に佐藤優成君(6)と林美羽さん(9)、大人部門に寺井りりかさん(12)、ファミリー部門に武藤宏明さん(42)と祥子さん(32)夫妻、長女の妃音(ひなと)ちゃん(5)の出演が決まった。

 函館駒場小1年の佐藤君は2年連続の出場だが、「昨年は実力を発揮できなかった」と島さん。リズム感の良さを武器に「カンガルーのポケット」を披露する予定で、佐藤君は「楽しい気持ちで歌いたい」。道教育大附属函館小3年の林さんは初出場で、かわいらしい曲調の「たねまきちちんぷい」を歌うといい「見ている人を笑顔にさせたい」と張り切る。

 函館白百合中1年の寺井さんは4歳から島さんに師事し、過去4回ブロック大会に出場。4年前に優秀賞を受けるなど「音楽性豊かで力のある子」(島さん)という。寺井さんは「変声期だけど曲の背景を踏まえた演奏ができれば」と意気込む。

 昨年3月の東日本大震災の影響で福島市から函館に移住した武藤さん一家は、妃音ちゃんが今春から島さんに習い始めた縁で初出場。宏明さんは現在も福島で暮らすが、祥子さんは「離れ離れの私たちにしかできない演奏がある。親子の絆を歌に乗せたい」と話している。

提供 - 函館新聞社


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