函館野外劇閉幕 1300人感動胸に刻む
update 2012/8/12 11:55
第25回市民創作函館野外劇(NPO法人市民創作「函館野外劇」の会主催、函館新聞社など後援)の最終公演が11日、特別史跡・五稜郭跡で行われた。観光客ら約1360人が来場。函館の歴史を凝縮した75分の壮大な舞台に拍手喝采し、感動を胸に刻んだ。
公演前、函館少年少女合唱団によるテーマ曲「星のまちHAKODATE」の演奏があり、息の合った響きに観客の期待も高まった。開演後、出演者は箱館開港や五稜郭築城、箱館戦争といった名場面を熱演。前日に続きマグネシウム閃光(せんこう)を使った懐かしの写真撮影シーンも再現した。
フィナーレは観客とともにテーマ曲を合唱。揺れるペンライトときらびやかなイルミネーションが幻想的な光景をつくっていた。
終演後、中村由紀夫理事長代行が「25年間市民ボランティアに支えられてきた。野外劇は函館にとって大事な催し。見たことのない人にこの魅力を宣伝してほしい」とあいさつした。
函館への帰省中に5年ぶりに観劇した東京の会社員、藤原重良さん(39)は「2回目だが大規模な舞台に感動した。長く続けてもらえれば」と話していた。
今年は7月6日開幕。全12公演の入場者数は約8400人で、4年連続で1万人を割り込んだ。
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