日新小と尾札部中にアスベスト 全校調査チェック漏れ

update 2012/8/11 12:21


 函館市教委は10日、戸井地区の日新小と南茅部地区の尾札部中の市内2校でアスベストが見つかったと発表した。2005年度に実施した全校調査でのチェック漏れが原因で判明した。今後、空気中の飛散状況を調べた上で17日にも検査結果を公表する。

 市教委によると、日新小は体育館の鉄骨柱14本にアスベストが吹き付けられていた。体育館は1977年に建設され普段はモルタルなどで囲まれているが、現在進めている耐震診断調査でモルタルを剥がしたところ判明し、1日に設計業者が市教委に連絡した。

 その後、調査不十分の可能性があった旧4町村の全小中学校を再度確認。その結果、尾札部中の技術室の天井裏でも使用が明らかになった。技術室は73年に作られている。

 市教委は13日にも使用箇所をビニールシートなどで覆い、応急処置する。2学期以降の使用については調査結果を基に判断し、早急に飛散防止策を講じていく予定だ。

 市教委はチェック漏れに対し、「以前の全校調査で東部4支所管内については、それぞれの教育事務所に任せていた」と説明。その上で、「旧市内の学校についてはしっかり確認しているので、安全性に心配はない」としている。

 全校調査では、小中高合わせ18校でアスベストが見つかっている。

提供 - 函館新聞社


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