夏休みの楽しい思い出に…知的障害児ら対象にサマースクール
update 2012/8/9 11:27
道教育大学函館校の学生が中心となり、夏休み期間中に知的障害児らを対象に開く「サマースクール」(実行委主催)が8日、函館八幡小学校を拠点に始まった。16年目を迎える今年は制作活動やカヌー体験、プールなど多彩なプログラムを用意。11日までの4日間開催される。
学生のほか、小中学生や高校生、社会人ボランティアなど約250人が参加。開会式では同大准教授で同実行委の細谷一博代表が「たくさん楽しもう、頑張るぞ」と開会宣言をし、参加者たちも「エイエイオー」と続いた。
その後、各グループに分かれて活動開始。高校生グループは、魚屋や花屋、パティシエなどの仕事を疑似体験できるコーナーに参加。小・中学生グループは校庭で水鉄砲を使ったゲームをしたり、イカの衣装を身につけてイカ踊りを楽しんだりと、さまざまなプログラムを通して互いに交流を深めた。
このほか、化粧品会社の協力を得て正しい洗顔方法などのレクチャーも実施。企業との企画は今回が初めてで「学校教育ではなかなかできないことを企画したかった」と実行委。
実行委員長の根市ひかるさん(同大4年)は「夏休みの楽しい思い出になるように頑張りたい」と張り切っている。
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