鷲ノ木遺跡に「感動」 見学会に道内外から参加者
update 2012/8/5 11:23
【森】縄文時代のストーンサークル(環状列石)がある史跡鷲ノ木遺跡の第1回見学会(町教委主催)が4日、開かれた。
ストーンサークルは祭祀(さいし)や儀礼が行われた神聖な場所であったと考えられており、広さは南北37メートル、東西34メートルと道内最大の大きさを誇る。
この日は道内外から11人が参加し、同教委の職員が案内役を務めた。サークルを指しながら「石の数は600個以上で、石の隙間は人が出入りする入り口だったとされる」などと説明。高速道路の工事中に発見されたことにも触れ、「道路の幅が少しでもずれていたら見つからなかった可能性もある」といった秘話も明かしていた。
札幌で埋蔵文化財の実測作業に携わる木下和子さん(52)は「初めて見たが、はるか昔のものがむき出しになっていて感動した。見に来て良かった」と話していた。
次回は25日に開催。参加無料。申し込みは同教委TEL01374・2・2186。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。