入館者5万人突破 縄文文化交流センター
update 2012/8/4 11:04
国宝「中空土偶」などを展示する函館市縄文文化交流センター(臼尻町)の入館者数が3日、5万人を突破した。昨年10月のオープンから10カ月での達成となった。
旭川市から恋人と2人で来た会社員の前田瞬さん(28)が5万人目となり、阿部千春館長から認定証と記念品などが贈られた。
前田さんは「大船遺跡を見たついでに初めて寄ったが、びっくりした。良い思い出になりました」と笑顔を浮かべていた。
入館者数は、オープン初年度が目標の2万人を上回る約2万8000人。ゴールデンウイークには約5000人が訪れた。10カ月での5万人は開館当初の予定より2カ月早く、青森県八戸市に昨年7月オープンした国宝「合掌土偶」などを展示する是川縄文館と比べても2カ月早い。
阿部館長は「縄文文化の関心が高い証拠で、バイパスの開通など交通の便が良くなったことも大きい。今後も自然と共生してきた縄文の魅力を多くの人に伝えながら、2015年度の世界遺産登録への機運を盛り上げていきたい」と話している。
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