道南の食PRへ 料理人ら10人シェフズ・ホープ発足

update 2012/8/1 10:23


 函館・近郊の和洋中の料理人ら10人が料理団体「CHEF,S HOPE(シェフズ・ホープ)」(田中秀幸代表)を立ち上げ、8月から活動を本格化させる。まずは5日開幕の「はこだて国際民俗芸術祭」のイベント会場で創作料理が楽しめる飲食ブースを出店。今後は道南の食材を生かしたディナーや料理教室も展開していく。

 七飯町大川の「レストラン・ブランヴェール」代表の田中さん(44)と「函館ビヤホール」(末広町)総料理長の福井孝敏さん(51)を中心に発足。地場の豊富な食材を活用した道南の味覚を次世代に伝えるとともに、3年後の北海道新幹線開業を見据え観光客にもPRする。趣旨に賛同した計8店舗のシェフのほか、北斗、厚沢部などで農園を営む生産者も加わった。

 活動の第一弾が5日の食のイベント「もぐもぐフェスティバル」への出店で、計6店舗が約20品を提供。ブランヴェールは「ハマチの塩麹のマリネ」「ブルーベリーのタルト」、函館ビヤホールは「蝦夷鹿肉の赤ワイン煮込み」「じゃがいものラクレット」。函館の中華料理店「李太白」(宮前町)料理長の秋山耕作さん(40)は「スルメイカ入りもち米シューマイ」を、函館の「レストランウイニング」(末広町)総料理長の三浦太さん(41)は「アメーラトマトの密煮」などを出す。

 田中さんは「料理人にも貢献できることがあるはず。地域活性化につながれば」、三浦さんも「互いに知恵を出し合い実りある活動をしていきたい」と話している。

 料理は2品にパン、サラダを盛り合わせ800円で提供。デザートは500円、ドリンクは300円均一。5日は午後2時〜9時半。6〜9日は同4時〜9時半。

提供 - 函館新聞社


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