函館32度、北斗32.1度、木古内32.3度…道南で夏本格化
update 2012/8/1 10:23
31日の道南は南から暖かい空気が入った影響で気温が上がり、木古内で32.3度、北斗(本町地区)で32.1度と7月として過去最高となり、函館や八雲などで今年最高を記録した。函館は3日連続で30度を超える真夏日となり、7月としては2004年以来。この暑さで、熱中症で搬送される人が続出。海水浴場やビアガーデンでは連日涼を求める客でにぎわいを見せ、夏本番を迎えている。
函館海洋気象台によると、各地の最高気温は函館32.0度、八雲町八雲30.5度、厚沢部町鶉29.7度、松前29.1度で、それぞれ今年最高。函館市消防本部救急課によると、31日は午後5時半までに熱中症、その疑いで5人が市内の病院に救急搬送された。内訳は90代1人、70代2人、50代1人、10代1人。
6月4日から7月30日までに救急搬送された数は25件、25人で、特に65歳以上の高齢者が多いという。同課は「水分補給をまめに行ってほしい。外出時は帽子の着用や日陰での行動を心掛けて」と注意を呼び掛ける。
この暑さで市内の海水浴場は連日盛況。湯川海水浴場(湯川町3)は日曜日の29日、過去5年間で最高となる3195人が来場。30、31日も1170、1347人で、21日から11日間は1万898人と前年同期に比べ2283人多い。長男、次男を連れて訪れた市内桔梗町の母親は「海は気持ちがいい。子どもが楽しんでくれるのが何より」と話していた。
ホテルテトラ(梁川町17)屋上のビアガーデンは気温が上がり始めた27日から満席状態が続き、時間帯によっては席待ちをしなければならないことも。東日本大震災で自粛傾向だった昨年よりも客の入り込みは好調で、同ホテルは「これから港まつりなどお盆の時期までイベントが続くので期待したい」としている。
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