キンボール大会小学生の部「遊わっぱクラブ」優勝

update 2012/7/31 12:20


 【七飯】七飯藤城小学校の児童のキンボールクラブ「遊わっぱクラブ」で編成した2チームが、このほど胆振管内白老町で開かれた「第11回白老キンボールスポーツ協会結成記念大会兼ジャパンオープン・フレンドリーカップ北海道予選大会」のジュニアの部(小学生)でそれぞれ優勝、準優勝を果たす活躍を見せた。この大会での優勝は初めてで、優勝チームは9月に岩手県盛岡市で開かれる全国大会の出場権を得た。

 大会には札幌や地元白老町などから全部で14チームが出場。同部は6チームで争われ、同クラブからは「ワッパーズRi(アールアイ)」「ワッパーズWin(ウイン)」の2チームを出した。

 予選リーグで2チームは順調にポイントを重ね決勝リーグに進出。決勝では、Riが実力を十二分に発揮し、優勝。ウインも延長戦で同成績のチームとの2位争いを制して、ワンツーフィニッシュを飾った。

 指導する小松明稔さん(42)は「選手の勝ちたいという気持ちがどのチームよりも強かったと思う。練習の成果が本番で結実した」と拍手を送る。

 優勝を果たしたRiのキャプテン青山龍人君(6年)は「目指していた優勝ができてうれしい。チームワークを心掛けました」、ウインの菅原和さん(11)は「2位はちょっぴり悔しいけど同じチームが勝ったので良かった。仲間の声援がピンチの時力になった」と話す。

 全国に向け、児童たちは「チーム一丸で戦います」と活躍を誓う。同クラブはキンボールの講習を受けた小松さんが町内にも普及させようと、3年前に発足。現在、4〜6年生25人が在籍し、毎週2回、放課後に活動をしている。


 ◆キンボール カナダで生まれた団体競技。試合は1チーム4人の3チームが競う。各チームとも直径122センチ、重さ1キロのボールを床に落とさないようヒットやレシーブを繰り返し、失敗すると他の2チームに得点が入る。

提供 - 函館新聞社


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