気象台に興味津々 見学会で実験や工作
update 2012/7/22 10:24
気象台の仕事や気象に理解を深めてもらおうと、函館海洋気象台は21日、同気象台で見学会を開いた。毎年恒例のイベントで大勢の親子連れらが訪れ、実験やパネル展示などを楽しんだ。
実験では水槽を用いた液状化現象、シャボン玉による上昇気流を再現した実験などが紹介され、空き缶が一瞬でつぶれる大気圧の実験では職員が「水に浸けることで中の水が液体の状態に戻り、体積が下がる。まわりの大気圧との均衡が破れて、押しつぶされる」と説明。参加者は歓声を上げながら、楽しそうに見入っていた。
工作コーナーではペットボトルを使って竜巻を観察する方法を紹介。揺らして回転を加えることで中の水が渦になる様子に子どもたちは興味津々の様子。DVD上映や「家庭での地震津波防災」と題した講演会などが開かれ、各コーナーに多くの人だかりができていた。
友人7人と訪れた原田葵さん(5年)は「いろいろ勉強できて楽しい」、山松里駆君(5年)は「アメダス気象機器や液状化現象の実験が面白かった」と笑顔を見せていた。
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