高校生が海保で就業体験
update 2012/7/21 12:36
函館海上保安部は19、20日の両日、七飯高校の生徒2人のインターンシップ(就業体験)を受け入れた。2人は船の操縦や救助活動などの体験を通じ、職業意識を高めた。
同校では、2年生を対象に毎年インターンシップを行っている。受け入れ先は保育園や飲食店、美容室などさまざまで。同海保では、小林将太郎君(16)と高橋尚吾君(16)が参加した。
初日は、海岸町船だまりから巡視艇「ゆきぐも」に乗船し、操縦を初体験。船を動かす感覚を楽しみ、船上での消火作業も行った。
函館航空基地を訪れた2日目は、パトロールなどに使うヘリコプター「くまたか」の計器類点検や操縦方法について説明を受けた。そのほか、機動救難士の小木泰三隊長の指導で、ヘリからつるしたロープを体にくくっての降下訓練も。ウエットスーツと酸素ボンベの計20`を体に装着し、腕立て伏せをして「重い」「無理だ」などと声を上げ、重みを体感していた。
小林君は「船を操縦する感覚が新鮮だった。人命救助だけでなく、いろいろな仕事を体験できてよかった」と話し、高橋君は「将来の就職も考えている。船から見る景色は素晴らしかった」と笑顔だった。
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