小寺さんをしのぶ
update 2012/7/17 11:17
6月10日にがんのためローマで死去した函館出身の彫刻家、小寺真知子さん(享年62)を「偲(しの)ぶ会」が16日、函館国際ホテル(大手町5)で開かれた。親交の深かった関係者約80人が参列し、別れを惜しんだ。
小寺さんは2000年、函館市のパブリック・アート第1号として旧シーポートプラザに「青・海・テティス」を設置し、これまでにペリー提督来航記念碑(旧市立函館病院跡地)や土方歳三像(五稜郭タワー)など、函館市内に8基の彫刻作品を残した。
しのぶ会は五稜郭タワーの中野豊社長、函館日米協会の加藤清郎副会長、函館東高校同期会の平沼冠三代表と田辺三知子さんの企画。参列者は黙とうや祭壇に献花し、冥福を祈った。発起人を代表して中野社長が「作品は後世に受け継がれるものばかり。今日は在りし日の小寺さんを語り合ってもらえれば」とあいさつ。函館市の山本真也教育長も「深い愛情を注いだ作品はとこしえに輝き、市民や観光客に愛されていくでしょう」と述べた。
会には小寺さんの父義信さん(函館在住)、夫の茜ケ久保徹郎さん(ローマ在住)など親族も招かれた。
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