函館港花火大会、夏の夜空に大輪
update 2012/7/16 10:26
函館新聞社主催の第16回函館港花火大会が15日夜、函館市内の函館港豊川ふ頭を主会場に開かれた。約3000発の花火が打ち上げられ、光の大輪が夏の夜空を鮮やかに彩り、大勢の来場者を魅了した。
同社の創刊と「海の日」の制定を記念して1997年から毎年開催している花火大会で、函館・道南の夏を告げる風物詩に定着している。
「リスタート」「明日へ」の2部構成で、趣向を凝らした全14プログラムが行われ、冒頭、同社の小笠原金哉社長が「心を一つを合言葉に皆が楽しめるプログラムを用意した。今年も無事開催できたことに感謝申し上げます」とあいさつ。来場者のカウントダウンに合わせて1部のプログラムがスタート。6号から10号の大玉が次々と打ち上げられ、水中花火と洋上の打ち上げ花火が融合したプログラムや動物をかたどった仕掛け花火など音と光が織りなす夜空のステージに客席からは何度も歓声が上がっていた。
2部も花火と音楽のタイミングを合わせたデジタルリンクスターマインのプログラムなどが行われ、最後は、緑の島と洋上などから約4分間にわたり花火が打ち上げられ、フィナーレをダイナミックに飾った。
大会には約6万人(主催者発表)の観客が来場。大会の様子は「FMいるか」が生中継した。また、開催前には、青函連絡記念館「摩周丸」前の特設会場で地元アマチュアバンドなどによるライブ「ハコダテサウンド・シーポートブルースライブ2012」が開かれた。
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