SL函館大沼号 汽笛響かせ出発
update 2012/7/15 10:38
「SL函館大沼号」の夏季運転が14日、始まった。家族連れや鉄道ファンを乗せた列車は函館─森間を一往復した。
JR北海道が2001年から春の大型連休と夏休み期間中に運行。国産タンク機関車C11形がレトロな車両をけん引し、道南路を走行する。車両は戦後間もないころから活躍しているものもあり、車掌は黒の詰襟の制服で乗務するなど、観光列車らしい演出がされている。
この日の函館駅では、発車前に蒸気機関車(SL)をバックに記念写真を楽しむ親子らが見られた。定刻の午前8時54分に大きな汽笛を響かせ、滑り出すように出発した。祖父と乗車した函館市昭和の川越恵ちゃん(4)は「シュシュという音がカッコいい」と笑顔。機関士を務めたJR北海道函館運輸所の佐々木裕二さん(50)は「北海道新幹線の建設が進む渡島大野駅からしばらく進むと、昔からまったく変わらない大沼の自然が目に飛び込む。ぜひ楽しんで」と呼び掛けていた。
運転日は15、16、21、22日と、7月28日から8月5日までの毎日。予約などに関する問い合わせはJR北海道予約センターTEL0138・23・4436。
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