函館市功労者に南木、高島さん
update 2012/7/14 10:43
函館市は13日、2012年度の市功労者に函館土地家屋調査士会顧問の南木哲雄氏(67)と、えさん漁業協同組合代表理事組合長の高島武俊氏(67)の2人が決まったと発表した。表彰式は8月1日午前9時半から、市民会館小ホールで開かれる。
市功労者表彰は1939(昭和14)年から始まり、今年で64回目。市の産業経済や保健福祉、防災などに長年にわたり貢献した公益功労者が対象となる。
南木氏は同会の常任理事や副会長を歴任後、99年に会長に就任。88年に函館地方法務局が行った地図作成モデル事業では、公法上の境界を特定するための筆界確定率を向上させるなど、土地建物の調査、測量、登記に関する業界発展に貢献した。今年5月には黄綬褒章を受章している。
高島氏は長年漁業をしながら、96年に尻岸内漁協の理事に就任。長年の懸案だった旧恵山町内の4漁協の合併に尽力し、03年に合併後のえさん漁協組合長に就任。椴法華漁協の編入合併実現や、コンブ養殖施設の整備に取り組むなどの功績を残した。昨年、道産業貢献賞を受賞している。
9日に表彰審議委員会を開いて受賞者を決定した。受賞者は2人を加え、個人610人、10団体となる。
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