道内一早くニンジン収穫始まる
update 2012/7/12 12:41
【七飯】道内一早い露地ニンジン産地七飯町で、収穫と出荷が本格化している。農家は収穫機を使い、鮮やかなオレンジ色のニンジンを引き抜く作業に励んでいる。
町野菜生産出荷組合人参共撰(きょうせん)部会(30戸、約66ヘクタール)部会長の輪島正一さん(53)=町大川=方では、2戸共同で収穫作業を行っている。2条取りの収穫機が畑を行き来し、1袋当たり約400キロ入るフレコンバッグいっぱいにニンジンを詰め、JAの共選施設(大中山)へ運ぶ。輪島さんは「雨が少なくてやや小ぶりだが、甘くて柔らかい。割れや腐れもなく、いいニンジンです」と話す。
七飯では例年、3月初めから種をまき、マルチを敷いてトンネルも掛ける方法で、6月下旬〜8月上旬に出荷。ただ、今年は雪解けが遅れ、種まきが例年より2週間ほど遅れたという。
JA新はこだて七飯基幹支店によると、今年は6月30日から共選を開始。関東、関西市場をメーンに全国各地に出荷する。市場価格は今のところ堅調で、1箱10キロ入り2300〜1800円(L、Mサイズ)で推移している。
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