村田福島町長が死去 67歳

update 2012/7/10 11:13


 【福島】福島町長の村田駿(むらた・はやお)さんが9日に自宅で吐血し、救急搬送先の松前病院で午後5時3分に死亡が確認された。死因は肺がんが原因の窒息死。67歳だった。町長選は町が選挙管理委員会に通知し、受理された日から50日以内に実施する。

 村田さんは同町で生まれ、1968年に役場入り。総務課長などを経て2003年1月から現在まで9年5カ月にわたり町長を務めた。在任中は05年に町自立プランを作成し、財政健全化を推し進めた。公職では道町村会の理事や渡島町村会副会長、渡島西部広域事務組合の管理者を務めていた。

 村田さんは昨年1月の3選後の同5月に肺がんと診断され、今年3月には病状が悪化して函館市内の病院に入院。6月1日に復帰したが、体調不良や治療などのため早めに帰宅することもあったという。

 9日は、同役場で開いた渡島西部広域事務組合の臨時議会に出席。町職員によると「いつもと変わらぬ様子だった」といい、午後3時ごろに自家用車を運転して町宮歌の自宅に帰宅した。午後5時すぎ、役場内に町長の訃報が届くと居合わせた職員は静かに知らせを受け止め、その後は管理職らが村田さん宅を訪れて病院からの帰宅を待った。

 遺族による葬儀日程は10日に決定する。このほか町葬を7月中旬に町の施設で予定している。

提供 - 函館新聞社


前のページにもどる  ニュースをもっと読む


ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです