野外劇開幕、25年目を飾る壮大な函館史

update 2012/7/7 11:21


 第25回市民創作「函館野外劇」(NPO法人市民創作「函館野外劇」の会主催、函館新聞社など後援)が6日、特別史跡・五稜郭跡の特設会場で始まった。会場の地形を生かした迫力の舞台で市民400人が先人の歴史を再現。節目にふさわしい感動のステージに観客約450人が酔いしれた。

 開会セレモニーで同会の中村由紀夫理事長代行が「今年はこれまでと違い少し趣向を凝らしてある。見るだけでなくぜひ参加してもらえれば」とあいさつ。工藤寿樹函館市長も「野外劇は函館の歴史とロマンを演じたもの。先人の情熱と思いを感じ取ってもらい、函館の発展につながれば」と述べた。次いで七飯町在住の作家、新井満さんが自作の「星のまちHAKODATE」を朗読し、出演者らと合唱。函館観光大使の平田まりさんのミニコンサートも行われた。

 ステージは午後7時40分に幕開け。コロポックルのナレーションに合わせ、出演者はフラッグダンスや箱館戦争などのシーンを熱演。五稜郭築城や銃撃戦などの戦闘シーンは聴衆をくぎ付けに。ラストは出演者と観客とが一体となってペンライトを振りかざし「星のまち|」を熱唱した。

 今年の公演は7、13、14、20〜22日、27〜29日、8月10、11日までの全12回の予定。

提供 - 函館新聞社


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