真宗大谷派の住職ら福島の児童を道南に招待へ

update 2012/7/6 10:08


 道南の真宗大谷派の寺院や函館地区のボーイスカウト関係者でつくる実行委員会は26日から8月2日まで、福島県内の子どもたちを招く「はばたけ福島キッズ『おもいっきり遊ぼう 共!友!朋!』」を道南地区で展開する。市内近郊でのホームステイやキャンプを盛り込んだ。実行委員長で法龍寺(函館市新八幡町)住職の経森等さん(64)は「自由に外で遊ばせ、地元の子どもたちとの交流を通じて、楽しい集いにしたい」と話し、ホームステイの受け入れ協力を呼び掛けている。

 真宗大谷派では、震災後に仙台市内に支援センターを立ち上げ、宗派を挙げて被災地のサポートを続けている。経森さんは函館別院(元町)をはじめとする道南の各寺院やボーイスカウト関係者、函館大谷学園などの協力を得て、今回の事業を計画。本山の東本願寺(京都市)からも助成を受けた。

 計画では、福島県内のNPO法人などを通じて、小学校4年生から6年生までの児童30人、引率の保護者ら10人を定員に募集。26日は函館別院に宿泊し、27日から2泊3日でホームステイを行い、各寺院や協力家庭で過ごす。29日からは七飯町東大沼の流山温泉でキャンプを実施。函館地区のボーイスカウト所属の子どもたちも合流して交流を図る。

 経森さんは「今回の震災はあまりにもひどい惨劇で、子どもたちの手に負えることではなく、子どもたちの喜ぶ顔がみたいと企画した。特別なことではなく、いつも通りの生活の中で、家族のように受け入れてもらえれば」と話している。  ホームステイ先の募集は15日まで。問い合わせは経森さんTEL0138-86-2911、携帯090-1647-5211。

提供 - 函館新聞社


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