夏の高校野球南北海道大会の組み合わせ決まる

update 2012/7/6 10:07


 【札幌】夏の甲子園への最終関門となる第94回全国高校野球選手権大会南北海道大会(道高野連など主催)の組み合わせ抽選会が5日、札幌市内で行われた。15年ぶりの大舞台を目指す函館支部勢の対戦相手が別表のように決まった。第1日の第2試合に函大柏稜(4年ぶり4回目)が札幌日大(2年ぶり7回目)と対戦。函高専(18年ぶり3度目)は昨年の覇者で優勝候補の北海(札幌支部、2年連続47回目)と第2日第3試合で戦う。函大有斗(8年連続39回目)は第3日第1試合で東海大四(札幌支部、2年連続29回目)との初戦を迎える。

 4支部から15校が出場。16日に開幕し、南北海道代表1枠を目指してし烈な争いを繰り広げる。

 函館支部代表3校の初戦となる函大柏稜は16日の第2試合。札幌支部予選3試合で計29得点と振れている札幌日大が相手だ。春季道大会では函大有斗を7―0の7回コールドで破り、優勝した北海に1点差の好試合を繰り広げた難敵。函大柏稜のエース・柏木研汰(3年)が粘り強く投げられるかが鍵となる。大柳昭彦監督は「強豪校でバッティングが良いと聞いている。先取点を奪ってロースコアに持ち込む試合をしたい」と意気込んだ。

 函高専は18年ぶりに夏の円山のグラウンドに足を踏み入れる。相手は昨年の王者で春季道大会を制し、攻守ともに圧倒的な力を誇る北海。ナインの集大成をぶつけて存在感を示す。山田誠監督は「とにかく強いのが相手の印象。守りを鍛えて全員で戦いたい。楽しみ」と期待する。

 函大有斗は1回戦最後の試合となる第3日第1試合で東海大四と対戦。札幌支部予選は全3試合無失点で、攻撃も計31得点。函大有斗は右の東祐輔(3年)、左の工藤理希(1年)の継投と、打撃陣の奮闘に期待したい。片口伸之監督は「きちんと守ってリズムをつくりたい。勝てば勢いになるが、先のことは考えず目の前の相手に食らいつきたい」と話していた。

 主な強豪校としてAゾーンでは駒大苫小牧(室蘭支部)を破った苫小牧東(5年ぶり21回目)と道栄(同支部、4年連続23回目)が1回戦で対戦。Bゾーンには北照(小樽支部、10年連続39回目)、札幌第一(9年連続21回目)など実力校がそろっている。

提供 - 函館新聞社


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