バドミントン五輪代表 佐々木翔選手が活躍誓う 母校・上磯中学校から応援旗

update 2012/7/5 12:57


 【北斗】ロンドン五輪バドミントン男子シングルス代表の佐々木翔選手(30)=トナミ運輸=が4日、出身地の北斗市を訪れ、母校の上磯中学校(小笠原正司校長、生徒701人)や、後援会が主催した激励会に出席し、「地元の人から大きなパワーもらった。試合では自分のバドミントンを表現したい」と意気込みを新たにした。

 午後に訪れた上磯中では、佐々木選手が中学時代の副担任だったという小笠原校長が「本校卒業生が五輪選手となることを誇りに思う。努力してきたことを発揮し、納得いくプレーをしてほしい」と激励した。続いて生徒会長の濱谷桜雪さん(3年)から、全22クラス代表者が「ピッカピカの金メダルを上中に持ってきて下さい」などとしたためた応援旗が贈られた。

 佐々木選手は生徒に激励の感謝を述べ、3度目の挑戦で五輪出場を果たした自身の経験から「勝ちたいという気持ちを出すよりも、勝つためにすべきことを考えてほしい。また、試練を乗り越える方法を自身で考えてほしい」と話した。

 この後、同校新聞部の取材を受け、中野梨沙部長(2年)からの質問に笑顔で答えていた。「五輪出場を果たし、今日のようなあいさつをするという夢がかなった。本番前の試練の時に、古里に帰って来られたのは大きかった」と話していた。

 夜に市総合文化センターかなでーるで開かれた激励会には、後援会員など約320人が参加。後援会長の高谷寿峰北斗市長が「これまで培ってきたものを出しきり、夢、希望、感動を与えるプレーをしてほしい」と声援を送った。佐々木選手は参加者から「おめでとう」「メダルお願いね」と声を掛けられ、「自分を良く知っている人に五輪出場の報告ができ、本当に良い一日となった」と笑顔を見せていた。

 佐々木選手は6日に所属チームのある富山県で開かれる壮行会に出席し、8日から東京での代表合宿に参加。22日にロンドンへ出発する。予選の組み合わせは23日に決定する。

提供 - 函館新聞社


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