北海道製菓が新作発売 ほのかな刺激エゾシカせんべい 地場の肉を材料に
update 2012/7/5 12:54
菓子製造の老舗「北海道製菓」(函館市大縄町15、宮本正社長)がこのほど、地場のシカ肉を材料に生かした「北海道エゾシカせんべい」を発売した。ピリッとしたほのかな刺激と控えめな塩加減が特徴だ。関係者は「観光客だけでなく、市民にもぜひ味わってほしい」と呼び掛けている。
同社は、質の良いシカ肉・皮を加工販売する亀田本町の「北海道産ファーム」(渋田孝代表)とタイアップし、昨年秋から新商品の開発を模索。そこで同社の看板商品であるせんべいの試行錯誤を続けてきた。
細かく刻んだシカ肉のジャーキーを生地に練り込んで製造。生地は薄く、パリパリとした食感が楽しめる。同ファームのシカ肉は「くくりわな」で生きたまま捕獲、道が定めた厳しい衛生基準をクリアしている「安心・安全な商品」で、せんべいはエゾシカ協会(札幌)の推奨を受けている。渋田代表(33)は「エゾシカせんべいは珍しいのでは。こだわりの味も楽しんもらえれば」と話している。
せんべいは小が420円(8枚)、大が630円(12枚)。
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