水平線にいさり火輝く スルメイカ漁最盛期
update 2012/7/5 12:52
【乙部】道南のスルメイカ漁が最盛期を迎えるのに合わせ、いさり火の輝きも増してきた。好漁の桧山沖では、水平線に集魚灯が密集し、夜空を幻想的に照らしている。
今季のスルメイカ漁は、道南日本海側で分布密度が高く、7月に入り、江差から乙部沖合にかけて漁船が集中している。ひやま漁協によると、管内のイカ釣り漁船は180隻ほどで、このうち57隻が他地域の所属だという。
桧山南部のイカ釣りは午後1時ごろに出漁し「これだけ漁船が多いと場所とりも大変」(同漁協)。乙部前浜では2〜3キロの沖合で同3時半に針下げが始まり、翌日午前4時すぎに漁港へ戻ることが多い。集魚灯は白熱(オレンジ)と省エネ球(青白)と色合いが異なり、漁場で使い分けすることもある。漁協関係者は「今後も豊漁と安全操業を願いたい」としている。
提供 - 函館新聞社
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