長万部で道新幹線起工式 札幌延伸
update 2012/7/3 09:50
北海道新幹線の新函館(仮称)―札幌間の着工認可後に行われる起工式について、長万部町が有力候補地として浮上していることが、2日分かった。道、鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)、JR北海道の3者が近く協議を始め、場所や日程などを決める。
町まちづくり新幹線課は「正式な打診はきていない」としながらも、札幌延伸後の函館線の経営分離にいち早く同意するなどした経緯から「起工式の場所に決まれば、町を挙げて歓迎したい」と前向きだ。町によると、起工式は長万部駅に隣接する駅利用者のための駐車場(町有地)を活用でき、起工式後の祝賀会も福祉センターか体育館で開くことが可能だという。
新函館は2005年4月下旬に建設認可、同5月下旬に渡島大野駅前で起工式が行われた。今回も認可から1カ月程度をめどに終着駅の札幌市で実施するのが常識的な線だが、道は「起工式は他県の例を見ても、終点で行っているところと行っていないところがある。長万部は区間の中間で、有力な候補地だ」(新幹線推進室)としている。
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