魚が食卓に届くまでを勉強 江差小3年が鮮魚店など取材

update 2012/6/29 11:38


 【江差】江差小学校の3年生25人は28日、町内の鮮魚店と漁協に出向き、漁業の様子や魚介類が食卓に届くまでの一連を勉強 。取材内容をまとめて、クラスで発表する。

 ふるさと学習の一環で、児童は2班に分かれて取材。鮮魚店では、江差地場産販売組合(若山久美子代表)の直売店「浜の魚屋さん」(姥神町)と田辺鮮魚店(本町)が協力した。

 店頭で取り扱う魚介類の種類やおいしい魚などを聞き、若山さんは「旬の魚がおいしい。今であればマイカ、秋はスケトウダラ。江差で水揚げした新鮮なものを扱うため、水揚げが減る冬場はお店を休んでいる」と紹介。田辺鮮魚店でも田辺サツ社長が児童の取材に応じ、「水仕事だから長靴と前掛け、かっぱの姿が一番いい。鮮魚店は朝早くに仕事が始まり、浄化水槽を置き常に店内を清潔にすることも大事」などと伝えた。

 近江琳さん(8)は「魚を食べるまでに市場や漁協、魚屋さんと多くの人の仕事が関わっていることを勉強した」、磯田哲侍(てつじ)君(8)は「この取材を通じてますます魚が好きになった。おいしい魚をたくさん食べて勉強も頑張りたい」と笑顔だった。

提供 - 函館新聞社


前のページにもどる  ニュースをもっと読む


ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです