ジョブカフェ テーオーに移転…2日から
update 2012/6/29 11:37
函館市と道は7月2日、若年層向けの就職支援を行っている「ジョブカフェ函館」(大森町)をテーオーデパート(梁川町)6階に移転し、中高年にも対応する「ジョブカフェ・ジョブサロン函館」としてリニューアルする。キャリアカウンセラーが常駐し、幅広い世代への就業支援体制を拡充する。
ジョブカフェは15〜39歳以下の求職者の就職を支援しようと、函館では2004年に市役所内に開設。05年にサン・リフレ函館内に移転し、履歴書の書き方や面接対策、職業適性などの相談に応じ、各種就職セミナーなどを開講してきた。
市労働課によると、利用には登録が必要で、新規登録者は09年度226人、10年度509人、11年度915人と増加傾向にある。昨年度の延べ利用者は、開催セミナーが増えたことで前年度比38・5%増の1316人で、うち147人の就職につながった。
一方、これまでは専門のカウンセラーが常駐せず、札幌から月1〜2回出張したり、テレビ電話で対応したりしていた。道が本年度に開設する中高年向けの「ジョブサロン」と一体化し、公的機関の「空白地帯」だった五稜郭地区への移転が決まった。
新たに専任のキャリアカウンセラー1人を含むスタッフ3人を配置。15歳以上の求職者なら無料で模擬面接や履歴書添削など個別サポートが受けられ、10人程度収容できる会議室のほか、参考書籍や求人検索のパソコンが置かれたフリースペースもある。
今後は月2回程度、就職セミナーを開催する予定で、カウンセラーの松前洋三さん(57)は「幅広い世代に対応し、就職に結びつくきっかけや橋渡しができれば」と話している。平日午前10時〜午後6時。問い合わせはTEL0138-31-6060(7月2日から)。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。