増田前副町長、出馬の意向 10月に森町長選
update 2012/6/27 10:45
【森】任期満了に伴う町長選(10月9日告示、同14日投開票)で、前副町長の増田裕司氏(59)が26日までに立候補する意向を固めた。函館新聞の取材に増田氏は「以前から自分なりの行政をやってみたいという気持ちを持ち続けていた。協調と融和の町政を目指したい」と話している。
増田氏は1952年森町出身。町職員時代は税務課長、保健福祉課長、住民生活課長を経て、08年11月から佐藤克男町長の下で副町長を務めたが、町有地売却を巡る問題で11年11月に引責辞職した。今年4月には佐藤町長が増田氏を有印公文書偽造の疑いで刑事告発するなど、同問題は長期化している。
増田氏は「森町は混乱の状況が続き、町民が不安に思っている。(佐藤町政は)すべてが悪いとは言わない。改革の方法はいいが、手法に問題がある。苦しいときは対立するのではなく、一つの方向に進まないとならない」と話した。
現職の佐藤町長は出馬を表明していないが、かねてから「2期8年が望ましい」と述べている。
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