力合わせ車いす登山
update 2012/6/25 11:50
【七飯】車いす利用者をサポートしながらともに登山を楽しむ「車いす登山」が24日、七飯町の仁山で行われた。6人の車いす利用者と、幼児から高齢者までの約170人のボランティアが参加し、交流を深めた。
北海道難病連函館支部などでつくる実行委の主催。障害者福祉への理解を深め、普段行くことのできない場所に車いす利用者を案内しようと、毎年企画している。今年で12回目。
参加者は登山道のスタート地点に集合した後、6グループに分かれて利用者をサポート。けん引用のさらしを車いすに取り付け、前輪を上げたり、数人でさらしを引っ張るなど役割分担しながら頂上付近の広場を目指した。参加者はさわやかな汗を流しながら自然を満喫していた。
ボランティアとして初めて参加したという市立函館病院高等看護学院2年生の堀川唯さんは「思ったより疲れたけど、車いすの方に喜んでもらえて登山もできたから楽しかった。また機会あればボランティアに参加したい」と、すがすがしい表情。車いす利用者の60代女性は「みんな手伝ってくれてありがたい。景色も良く、とても楽しめた」と喜んでいた。
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