特設舞台で練習本格化 函館野外劇7月6日開幕
update 2012/6/24 10:58
今年で25回の節目を迎える市民創作・函館野外劇(NPO法人市民創作「函館野外劇」の会主催、函館新聞など後援)が7月6日、国の特別史跡・五稜郭跡で開幕する。出演者の練習や特設舞台の準備は今月から本格化。節目の舞台を成功させようと汗を流している。
野外劇はアイヌ民族の時代に始まり、黒船来航や箱館戦争、函館大火、第二次世界大戦後までの場面を75分間で展開、函館ゆかりの歴史上の人物も登場する壮大な歴史スペクタクル。今年は新たに同志社大(京都)創立者で、箱館から黒船に密航して渡米した新島襄を加えたほか、クラシックバレエのダンスも復活する。
23日はペリー提督や続豊治、新島らが出る箱館開港シーンを中心に稽古。出演者は同会役員やスタッフのほか、演出、振り付け担当の木村かなえさん=東京在住=の指示を受けながら特設舞台で踊りやせりふ、立ち位置などを確認した。4、5人ほどが出演予定の新島役は「武士(もののふ)の 思い立田の 山紅葉 錦着ずして など帰るべき」と歌を詠む場面を何度も繰り返していた。
公演は7月6、7、13、14、20、21、22、27、28、29、8月10、11日の全12回。毎回午後7時40分に開演する。入場料は大人1800円(当日200円増)、高大生900円、小中生400円(それぞれ同100円増)。親子セット券2000円(前売りのみ)。同会事務局や市内各松柏堂などで販売中。問い合わせや申し込みは事務局TEL0138-56-8601。
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