黒胡椒、麻婆たらこ開発…鹿部の道場水産

update 2012/6/22 11:26


 【鹿部】鹿部町特産のタラコに、中華の要素を取り入れた新商品「黒胡椒(こしょう)たらこ」と「麻婆(マーボー)たらこ」を、丸鮮道場水産(鹿部町宮浜、道場登社長)が開発した。中華料理シェフとして名高い脇屋友詞さん(札幌市出身)と組み、中華のうま味を付与。今月1日から売り出し、順調な滑り出しを見せている。

 同社と脇屋さんを結び付けたのは、2010年秋に開かれた渡島総合振興局主催の「道南食のブランドフェア」。道が委嘱する「食のサポーター」の脇屋さんに商品開発について相談した。試作品を40種類以上作るなど試行錯誤を重ね、約1年半をかけて初のコラボレーション商品が実現した。

 噴火湾産タラコを、脇屋さん特製醤(ジャン)にじっくり漬け込む。食感がなめらかな近海子を使うので、中華のうま味がより際立ち、一度食べると癖になるという。麻婆は山椒(さんしょう)の香りと醤の辛みが絶妙にマッチ。黒胡椒は黒コショウのパンチが効き、醤の辛みがコクのある味を引き出す。

 同社の道場登志男常務は「スケトウダラの商品として新ジャンルができた。新たな需要層の開拓につなげ、中国など海外市場への売り込みも検討したい」と話している。

 価格はどちらも200グラム2940円、400グラム5040円。同社の直売所(宮浜)やWakiya各店舗で販売するほか、雑誌「婦人画報」でも扱う。問い合わせは道場水産TEL01372-7-2523へ。

提供 - 函館新聞社


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